耕作放棄地解放プロジェクト

年々増加する耕作放棄地

年々増加する耕作放棄地。

その面積は約40万ヘクタールと言われており、これは滋賀県の面積に匹敵するほどです。私達の地域でも、同じように耕作放棄地が増えてきております。全国の多くの皆様とのご縁を頂いているなかで、皆様とともにこの社会問題を解決できないか。生産者とお客様が共に何かを出来ないかと、ずっと思っておりました。観音山フルーツガーデンは日々考えました。

フルーツ定期便プロジェクト

毎月旬のフルーツをお届けしながら、新しい樹を植えて、そして耕作放棄も解消できる三方良しの取り組み。それがフルーツ定期便プロジェクト。

フルーツ定期便「旬宴」は、毎月旬のフルーツをお届けしつつ、私達が果物を栽培しつつ、そして日本の国土を再生できるこのシステム。

全国初!?和歌山発!のこの「和歌山モデル」。いままでご縁を頂いた多くのお客様と、この取り組みを共に進めていきたいと思っております。

耕作放棄地をよみがえらせる!

背の高さ以上に伸びたセイタカアワダチソウの草達です。冬を越したので、草も枯れていますが、夏には覆い茂っていました。春の苗木を植える前にこのセイタカアワダチソウを刈り取って、新しい苗木を植えます。

耕作放棄地の園地を上から眺めた様子です。セイタカアワダチソウの草達が、園地をいっぱいに覆っております。何とか、この畑も新しく作物を生産する場所にしていきたいと解消に向けて取り組みました。

草刈機を使い、耕作放棄地の場所を刈り込みました。身長以上の草がありましたので、刈り込むのに時間がかかりましたが、上の場所は解消されました。このように新しい作物を植える場所に変えていきます。

刈り取ったあとの状態です。左に元の高さのセイタカアワダチソウがありますが、刈り取ったあとは作物が植えられる状態になっています。ここに新しい苗木を植えていきます。

木を植える場所に印をしていきます。園地に生えている竹を切り出し、植える場所に挿していきます。竹を使うと最後には土に帰っていくので、自然にも優しいのです(^^) 5年間放棄されていた場所が、皆さまのご支援のおかげで園地によみがえりました。

刈り取った後の場所に苗木を植えました。

2年後、このように立派に育ってくれました。今までは何も生産がされていなかった場所から、新たに人間の食料となる農産物を生産出来るようになりました。今回の場所には、お客様からのご要望が多く、未来を感じられる新品種のレモン(ピンクレモネード)を主に植えました。これは自給率の向上に繋がると共に、衰退が続く地域への潤いにも繋がります。

お届け出来るお客様がおられるからこそ、私達も安心して耕作放棄地を解消し、新しい苗木を植え、農業に勤しむことが出来ます。お客様のご縁とともに、お客様と共に日本農業を元気に!耕作放棄地を解消!していきたいと思っております。私達はこれからも、「お客様と地域に潤いを!」をキャッチフレーズに日々励んでまいります。

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